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肩こりと少年野球

少年野球をやっている小中学生が肩こりなどの体の変調を訴えてきたときに、まず考え直す必要があるのは左右のバランスです。このスポーツではバットスイングを行ったり、ボールを投げたりと身体をひねったり肩を使う動作が多いです。

しかしその練習の中で、利き手ではない方を使うということはあまりありません。右利きの子供の場合には右でボールを投げ、左利きの子供であれば左でボールを投げます。

そっちの方が利き手なんだから当然じゃないか、とほとんどの方は思うでしょう。しかし実はこれが落とし穴なのです。

よく肩こり防止に、荷物を持つときは片側に偏らないよう左右両方使う方が良いという話を聞きます。スポーツでもこれは同じです。プロ選手の中には、荷物を持つときには必ず利き手ではない方の肩で持つという人もいます。

プロの選手であれば専門のトレーナーがいますから、バランスを保ちながら練習していますが、それでも試合で使う利き手の方が酷使しがちになるので、少しでもバランスを取るために、荷物は利き手ではない方で持っているわけです。

成長途中の子供たちであれば、利き手ばかり使ってしまうということの弊害はさらに顕著に身体に現れます。そのため、少年野球に入ってから肩の調子が悪い、肩こりが酷いなどという子供がいた場合には、利き手とは反対側の方でもボールを投げたりスイングをするよう伝えてください。

利き腕で100球投げたら、反対側ではその半分から3分の2程度の球を投げてください。バットスイングでも容量は同じです。

このようにして左右両方を使うよう心掛けることで、片側だけが酷使され体のバランスが崩れてしまうという事態を避けることができます。

子供たちのチームのコーチの場合、必ずしも専門知識を持っているわけではなく、プレイ経験のある大人ということもあります。またプロのように、コーチ、監督、トレーナーと専門分野ごとにスタッフがいるなどということも滅多にありません。

練習方針がチームと親でバラバラというのも困りものですが、子供の様子を良く聞いて、足りないストレッチやバランスのとれた筋肉の使い方を補ってあげることは大切です。